形見分けの基礎知識
贈り物によっては贈与税が発生する場合がある
形見分けで高価な贈り物を頂く場合がありますが、時価110万円以上の場合は贈与税が発生します。贈与税とは故人から財産を頂いた際に発生する税金であり、形見分けでも贈与税を支払う必要があるのです。
故人から高価と思われる骨董品や宝石などを頂いた場合は、プロの鑑定士に依頼すると良いです。また贈与税が発生すると考えられる贈り物を形見分けに選ぶ場合は、必ず贈る相手と相談してから行う事でトラブルを回避する事ができます。
形見分けの品を選ぶポイント
形見分けの最も重要なポイントとなるのが、受け取った相手に大切にしてもらえる品選びです。下記にて形見分けの品を選ぶポイントをいくつかご紹介していきます。
1.宝石類など
形見分けの製品選びではじめに思い浮かべるのが、宝石や時計などの高価なものではないでしょうか。しかし、宝石類は上記の通り贈与税が発生する場合も多いため、時価110万円以上でないか、事前に鑑定依頼する事をおすすめいたします。
2.衣類等など
宝石に続いて多いのが衣類等です。衣類を贈る際には事前にクリーニングに出しておき、綺麗な状態で贈ると受け取った相手にも喜ばれます。また、着物等を贈る際は、受け取った相手が保管場所や実用性に困る事もありますので、羽織物や小物入れ、バッグなどの実用性あるものにリメイクするのもおすすめです。
3.骨董品など
形見分け製品として、骨董品や趣味品を贈られるご予定の方は注意が必要です。例えば、登山具や釣り具、チェスなどの趣味品などは、受け取った相手によって好みが分かれてしまいますので、保管場所や使用用途に困ってしまう事もあります。
骨董品や絵画なども、お部屋のインテリアにそぐわないものもありますので、これらを贈る際は、受け取る相手が同様の趣味を持っているかなどを良くご検討されてから贈られる事をおすすめいたします。
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